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相模原青年会議所 「地域愛」育む絵本を制作 市民桜まつりで披露

コミュニティ文化

公開:2021年4月1日

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試作した絵本を紹介する相模原JCの廣田さん(左)と、相模原市民桜まつりのパンフレットを見せる長嶋さん=3月19日
試作した絵本を紹介する相模原JCの廣田さん(左)と、相模原市民桜まつりのパンフレットを見せる長嶋さん=3月19日

 シビックプライド(市民の市に対する誇りや愛着/以下、CP)の向上を目的に、公益社団法人相模原青年会議所(飯塚侑理事長/以下、JC)がこのほど、オリジナルの絵本を制作した。

 制作されたのは「さがみはら絵本『なつのおと』」。主人公の子ども2人が夏の相模原のさまざまな名所や行事を巡る話で、豊かな色彩で描かれた親しみのわく挿絵に、いくつもの「音」を表わす言葉が散りばめられている。A4判20頁。

 青年経済人団体として地域発展のためさまざまなまちづくり事業に取り組むJC。組織内に置くCP向上委員会では、昨秋から2021年度の事業検討を進めてきた。当初、今夏に照準を合わせて企画を考えていたが、コロナ禍の影響で通常開催が中止となった相模原市民桜まつりの代替イベントに沿った事業へ急遽方針を転換。意見を交わす中で、絵本制作が委員らに響いた。委員長の廣田静香さんは、「読み聞かせなどを通じて、相模原の魅力を楽しみながら学んでもらえるものにしたかった」と話す。

 題材は当初の構想にあった「夏」を生かすこととし、ストーリーは委員会で検討。ささいなひらめきや、廣田さんの小学生の娘の発想も取り入れた。挿絵は市内に住む多摩美術大学生のグループに頼み、監修を緑区在住で絵本作家の西村繁男さんに依頼した。

 JCでは500冊を製本し、今後市内の図書館や幼稚園、保育園、公共施設などに寄贈する予定だ。委員の長嶋尚紀さんは「絵本を読んで幼少時から相模原を好きになってもらい、その気持ちを大人になっても持ち続けてもらえたら」と語る。

チョコプラが朗読

 今年の市民桜まつりは4月3日(土)・4日(日)に「おうちde第48回相模原市民桜まつり」として開催される。3日午後1時〜4時と、4日午前10時〜午後4時にエフエムさがみ(83・9MHz)で特別ラジオ番組「Airde桜まつり」が放送されるのに加えて、まつりのパンフレットを自治会や各まちづくりセンターなどを通じて配り、自宅に居ながら市の春の風物詩を楽しむ形だ。

 番組では4日午後1時40分頃から、事前に収録した人気お笑いコンビ・チョコレートプラネットによる『なつのおと』の朗読が放送される。また同時にYouTubeで朗読の動画を期間限定で配信予定。「2人のあうんの呼吸が見事。想像以上に面白い」と廣田さん。YouTubeからアンケートに答えた人に絵本や同コンビのサイン色紙をプレゼントする企画も。動画は相模原JCのHPから閲覧できる。

 絵本の問合せは廣田さん【携帯電話】080・6553・0344、桜まつりの詳細は市担当課【電話】042・769・8236へ。

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