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公開日:2026.01.01

小谷さん冬季五輪出場
カーリング、きっかけは銀アリ

  • ショットを放つ小谷さん/©JCA

 2026年2月から行われるミラノ・コルティナ冬季オリンピックにカーリング女子日本代表として南区内出身の小谷優奈さんが出場する。中央区の銀河アリーナでカーリングをはじめた地元出身選手に地域から注目が集まっている。

 カーリングは氷の上で「ストーン」を滑らせ、目標地点の中心に最も近い位置に置くことで得点を競うスポーツ。「氷上のチェス」とも呼ばれている。1チーム4人で構成され、小谷さんはセカンドのポジションで3、4投目の投球と氷を掃く「スイープ」の役割を担っている。

 女子日本代表(フォルティウス)は25年12月にオリンピック出場権をかけてカナダで行われた世界最終予選に出場。強豪のアメリカらを相手に連日勝利していたが、ノルウェーに惜敗。続く翌日の代表決定戦で再びノルウェーと対戦し勝利。オリンピックの出場権を獲得した。初のオリンピック出場となる小谷さんは「チームの目標である金メダルへのスタートラインに立つことができた」とコメントした。

桜台小、麻溝台中出身

 小谷さんは1998年生まれで南区内の桜台小学校、麻溝台中学校出身。小中学生の頃は放課後、友人たちと相模原公園に遊びに行くなど、生粋の「さがみっ子」だ。

 18年に行われた第35回日本カーリング選手権大会で優勝。22年から北海道を拠点とする「フォルティウス」に所属している。

 チームメイトに北海道出身者が多い中、降雪地帯でない相模原で暮らす小谷さんがカーリングを親しむようになったきっかけは市内のスケート施設「銀河アリーナ」だった。趣味でカーリングをやっていた父の靖広さんの影響で、小学校4年生からはじめた。

 「月に1回ほどの私の練習に一緒に来てやってみようかとまさに『遊びの延長』だった」と靖広さんは振り返る。同施設はカーリング専用施設ではないため、プレーは限られるが、小谷さんはその中でも靖広さんら大人に混じってプレーしていたという。「今でも時間が合う時には銀河アリーナで昔から知っている人たちと練習しています」と小谷さんは話す。

 「遊びの延長」のカーリングだったが、高校時代に山梨県を拠点とするチームに誘われ、卒業時にそのまま就職し、選手としての道を歩みはじめた。靖広さんは「カーリングで高みを目指して頑張るんだろうな」と思ったという。

相模原から世界へ

 最終予選を同地で観戦したという靖広さん。「連日の勝利に安心していたけど、オリンピック出場という滅多にないチャンスをつかんだことが素直にすごい」と高まっていた緊張感を思い返す。

 オリンピック出場決定後、靖広さんは小谷さんと話したが、出場が決まっても「平常心」。「オリンピックに出場して上を目指すからこその冷静さかも」という。「大舞台でも、とにかく楽しんでカーリングをやって欲しい」と応援する。

 小谷さんは「降雪地帯でない相模原市からのカーリング選手がいることを知ってもらい、興味を持ってくれる人が増えたら嬉しい。そう思ってもらえるよう、プレーでしっかり表現していきたい」とオリンピックへの意気込みを語った。

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