女子サッカーの16歳以下日本代表が9月にタイで開かれた「AFC U-16女子選手権タイ2019」で大会史上最多となる4度目の優勝を果たした。アジア8カ国が臨んだ今大会には、相模原市に本拠地を置くノジマステラ神奈川相模原の下部組織から根府(ねぶ)桃子選手(15)、西郡(にしごおり)茉優(まひろ)選手(15)が出場。日本の優勝に貢献した。
共に12歳で入団
市内在住のFWの根府選手は、地元のFC芹ヶ谷東京を経て、市立南中学入学時にノジマの門を叩いた。「ボールを持っていない時の動き出し、ゴールに迫るプレーが特長」の根府選手は、決勝を含めた4試合に出場し大会2ゴール。「チャンスはあったので、もっと得点に絡むことが課題」と振り返った。中学3年ながら、飛び級で西郡選手と共にノジマの18歳以下のチームで練習する根府選手。「代表選手の自覚を持って、周囲に刺激を与えられる選手になりたい」と話した。
攻撃的MFの西郡選手は、秦野市在住。兄と共に3歳からボールを蹴り始め、中学入学時に先輩の勧めでノジマの下部組織に入団した。初の海外遠征となった今大会では、全5試合中2試合に出場。「緊張はなく、思い切りプレーできた」と振り返った。
今大会の成績により、日本は来年11月にインドで開かれる「FIFA U-17女子ワールドカップ」に出場する。「将来はなでしこジャパンで活躍したい」と目を輝かせた2人。ノジマでの成長が、夢を現実にする。
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