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公開日:2026.06.18
法大駅伝チーム 返咲きへ鍛錬の夏 昨季、箱根駅伝 出場逃す
相原町の多摩キャンパスを拠点に練習を積む法政大学陸上競技部の駅伝チームが来年の正月に行われる箱根駅伝への返り咲きを目指し鍛錬の夏を迎える。17秒差で11年ぶりに本選出場を逃した昨季。支援者らに1年での復帰を誓う。
「信じられないという思いだった」――。法大の坪田智夫・駅伝監督がそう振り返るのが昨年10月に立川市の昭和記念公園で行われた箱根駅伝の予選会。ハーフマラソンで競われるなか安定した走りをみせ、終盤まで「予選通過ライン」の10位以内に位置していたものの、終わってみれば10位と17秒差の11位と本選出場を逃した。
「予選会直前にチーム内にインフルエンザが蔓延してしまい、主力の2選手が走れなかった。それでも通過できるという計算だったので驚きしかなかった」と当時について語る。「予選会の恐ろしさを改めて知った。来年の箱根駅伝は何としても出場したい。引き続き応援してくれている方々の期待にこたえられれば」と坪田監督は今シーズンについて話す。
過去85回
箱根駅伝に過去85回出場し最高順位は総合3位と名門校の1つに数えられる法大。直近の2シーズンは本選で15位だった2025年、予選敗退となった昨季と苦戦が続いているが、今シーズンは復活ののろしをあげつつある。
5月に行われた、箱根駅伝と並び学生の3大駅伝の1つとされる全日本大学駅伝の関東地区選考会。8選手(1万m)の合計タイムで出場権が得られる7枠を争うレースにおいて9位と及ばなかったものの、今季キャプテンに就任した4年生の野田晶斗選手がライバル校のエースに負けない走りを披露。他の選手もねばりをみせ、箱根駅伝でシード権を得ていた近年のシーズンも10位以下や途中棄権など、結果を残せていなかったこの選考会で一定の成果をあげた。
坪田監督は「練習内容からみてもっと走れる予定だった。予選通過しないといけないレース。その辺が弱いところ」と厳しいコメントを残す一方で選手たちの成長に手ごたえを感じたという。
今秋に行われる箱根駅伝の予選会に向けては例年と夏合宿のスケジュールを変えてのぞむ計画といい、「直前まで起伏のある地で走り込む流れにした。うちはたたき上げの選手が多い。この夏によりチームの力をより高めていければ」と意気込みを語る。
「1年で復帰を」
地域からは法大を応援する声が聞かれている。チームを支援してきた大学OBで構成される町田市を拠点とする町田法友会は先日、坪田監督を囲む会を実施。檄を送り、「1年で箱根駅伝へ復帰してもらいたい。期待している」と同会の芝田晃会長は笑顔をみせる。
一方、坪田監督と古くから親交があるという相模原市で酒店を開く大渕さかえさんは「家族総出で応援している。昨季は悔しかったが、今シーズンは好成績をあげてもらい、みんなで祝杯をあげられれば」としている。
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