2018・19年度町田市教育委員会研究推進校に指定されている市立金井中学校(仙北屋正樹校長)は「アンガーマネジメント」をテーマに研究・授業を行ってきた。公開授業が2月10日に開かれ、教育委員会メンバーや各中学校の教諭、保護者らを前に、これまでの成果を発表した。講師を務めたのは、臨床心理士で(一社)アンガーマネジメントジャパン代表理事の佐藤恵子氏。
アンガーマネジメントとは、怒りの感情と上手に付き合う心理トレーニング。怒りを制御するのではなく、自分や相手がなぜ怒るのかなどの理由を考え、より穏やかに変えていく方法のこと。
同校では、生徒が怒りをコントロールできる力を身につけ、良好な人間関係が築ける心を育てようと、2016年から授業に取り入れている。
インターネットのSNS上でのトラブルや言葉の誤解や思い違いなどから派生するいじめ、暴力行為を防止するのが目的。各学年3回ずつ、卒業までに15回学習する。
3年生のひとりは「この学習を通じて、今までより相手の気持ちを思いやれるようになった」と感想を述べていた。
町田版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|