園庭で思い思いに過ごす卒園生やその保護者ら
町田市で１９２９年、最初に開設された原町田幼稚園が６月27日、卒園生を対象にした園舎オープンデーを実施した。
現在の園舎は約50年前に建てられたもの。この７月下旬から新たな園舎の建て替え工事が始まるためこの日を設けた。
当日は10年以上前に卒園した高校生から今年３月に卒園したばかりの元園児やその保護者らが足を運び、園舎に置かれたアルバムをながめたり、旧友との再会に会話を弾ませた。家族３人で訪れた母親は「寂しくなるので家族で見に来ました」と話し、父親は「焼きそばやバーベキューを焼いた思い出の場所」と園活動に積極的に参加していた様子。
総卒園児数は３６０８人、開設当初は狛江市をはじめ横浜市、座間市からも通っていたという。
園長の宮島牧人牧師は「人のつながりが本当に素晴らしい園。建物が変わっても、長きにわたるつながりを新しい園舎でも育んでいきたい」とコメントした。
新たな園舎は１階部分が園舎、２階部分が教会で２０２１年９月に完成する。
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