鶴川イルミネーション実行委員会で代表を務める 内田 真吾さん 野津田在住 55歳
心温まる明かりを灯す
○…小田急線鶴川駅北口にある鶴川駅前やすらぎ公園に11月24日から彩られたイルミネーション。毎年、中心となって飾りつけをするのは鶴川商店会の会員らで結成された鶴川イルミネーション実行委員会。商店会の理事に就任した3年前から積極的に会に参加にするようになり、今年は同実行委員会の代表に。
○…元々は野津田で父親が営んでいた玩具と雑貨の問屋に勤務。問屋業と同時にアメリカの輸入雑貨を扱った店「MIXMarket」も経営していた。「少子化で玩具を取り扱う店も減って縮小したんだよね」と話す。現在は叔父が経営する(株)ワールド地所で常務取締役を務める。
○…生まれも育ちも野津田。鶴川は父親が1970年頃、野津田に移転する前に玩具問屋を始めた場所で全く縁がないわけではない。幼い頃には頻繁に足を運んでいたが「野津田から利用するのに便利な駅って町田駅なんだよね」と笑い、年頃になるともっぱら町田駅を利用、鶴川からは足が遠のいた。当時と現在の駅前の違いは相当なものだと記憶を探る。
○…町田から向かった先は新宿。欲しいレコードを探しに頻繁に足を運んだという。18歳から30代半ばまではレコード収集その後は、アメリカのアドバタイジング キャラクター(企業キャラクター)グッズ集めに移行、フィギュアをはじめマグカップ、看板など集めた数は1千個。
○…活動を続けることは容易ではない。装飾品が壊されたり、盗まれてしまうことも。しかし冬場に暗くなった駅の一角に明かりが灯ることで「気持ちもホッとするだろうし、防犯の役割も担うし、微力ながらもやっていかなきゃいけないなと思っている」と継続する大切さと大変さを言葉少なめに表現した。
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