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公開日:2025.10.30

忠生・洋菓子店浅倉さん
「細かな装飾」で高評価
今月、ケーキコンテストで

  • 受賞したケーキを紹介する浅倉さん=上=、細かな装飾がほどこされた受賞作品

  • 田中さんが生み出した焼き菓子

忠生の洋菓子店スイーツガーデン・バニラシュガーのパティシエ、浅倉彩さんが今月、洋菓子コンテスト「ジャパン・ケーキショー東京」のデコレーションケーキ部門(バタークリーム仕上げ)で最高評価に次ぐ「大会会長賞」を受賞した。「明るくかわいい」を細かな装飾で表現。高い支持が集まった。

ジャパン・ケーキショー東京は日本最大級の洋菓子コンテストで、今回は全国からおよそ1450点にのぼる作品が出展。審査は今月、デコレーションケーキのほか、工芸菓子やギフト菓子などの部門別に行われた。浅倉さんの作品は「イースター」をテーマに明るくかわいいを細かな装飾で表現したもので、過去何度も挑戦してきたなか、自身の作品が他と比べてさみしい印象をもつことが少なくなかったことから、「今回はやりすぎと思うほど、はなやかな仕上がりにした」という。

最高評価に次ぐ「大会会長賞」の受賞に浅倉さんは「周囲の支援があり得ることができた。ただ、20年前からこのコンテストの最高評価を狙ってきたので、今回も届かず悔しさもある。来年以降も挑戦を続けていきたい」と話している。

他にも

今回のジャパン・ケーキショーでは町田市内の洋菓子店や企業に勤めるパティシエなども評価を受けた。

その一人、原町田・洋菓子店「パティスリー アンカド」の田中晴香さんはギフト菓子部門に、国産の落花生を使用した焼き菓子を出展。落花生の風味が生きた作品は評価を受け、大会会長賞に次ぐ、金賞を受賞した。

田中さんは「味とクオリティーが評価される部門で結果を出すことができてうれしい」と話している。

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