戻る

町田 文化

公開日:2025.11.13

特別展「放送と通信の歴史」
多摩市・KDDIミュージアムで

  • 100年前のラジオ(復刻版)の解説をする中村館長

 通信事業会社KDDIは現在、放送100年をテーマにした特別展「放送のウラに通信アリ展」をKDDIミュージアム(多摩市)で開催している。1925年にラジオ放送が始まって100年。ラジオ、テレビ、スマホなどで、いつでも「放送」を通じて情報や感動を受け取っているとして、今回の展示会では放送の舞台裏で活躍してきた「通信」の仕組みや工夫を、映像や体験コーナーを通して紹介する。2026年2月3日(火)(25年12月15日(月)〜来年1月5日(月)は休館)まで。

100年前のラジオ

 特別展示は100年前のラジオ(復刻版)――。ラジオ放送が始まった1カ月後に発売された国産第1号ラジオが復刻され、100年の時を経て音が流れている。また、1934年にサービスが始まった短波無線による国際電話回線により、ベルリンオリンピックの中継が実現したことや月面着陸の中継、「三笘の1mm」が有名になったサッカー・カタールワールドカップの中継など、技術の進歩や象徴的な出来事がパネル展示や放送で見ることができる。

 展示会初日に、特別展示の解説を行った同ミュージアムの中村孝太郎館長は「KDDIは世界のスポーツ大会の映像に携わっている。さまざまな中継をしてきたすごさと誇りを感じ、100年を記念した展示を行う」と話し、「生の美しい中継を届けるのが使命」とも語った。

 休館日は土日祝日・年末年始。入館料は300円(大学生以下無料)。11月29日(土)は無料見学日となる。来館は同ミュージアムHP内の予約フォームから。

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

町田 ローカルニュースの新着記事

町田 ローカルニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS