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公開日:2026.07.23

木曽西在住松澤さん 日の丸背負い、世界大会へ U15 今週末開幕

  • 代表チームで力投する松澤さん

    代表チームで力投する松澤さん

 木曽西在住の松澤友也さん(中3)が今週末、中学生硬式野球リーグ「ポニーリーグ」の日本代表として米国で行われる世界大会に出場する。「ステップアップのための場にしたい」と話している。

 松澤さんは右投げ右打ちの投手。現在はポニーリーグに加盟するチーム「SKポニーリーグ」(相模原市緑区)に所属している。

 今回出場する大会はアメリカのスカウト組織が初開催しているもので、世界中のポニーリーグ所属選手が参加。日本代表は6月22日から26日にフィリピンで行われた「アジア大会」で8チームと戦い全勝し、アメリカジョージア州・アトランタで始まるこの世界大会へと駒を進めてきた。松澤さんはアジア大会では約6イニングを投げ、無失点に抑えたという。

名将の下で成長

 松澤さんが野球を始めたのは小学1年生の頃。大学まで野球経験のある父の影響だった。小学生時代は「町田リトル」でプレー。小3の頃から投手として出場するようになる。

 松澤さんが台頭を表したのは「SKポニー」に入団したことが大きい。同チームで監督を務める横井人輝さんは東海大菅生高校や東海大学の監督を歴任し、甲子園出場や大学選手権大会優勝に導いた名将。松澤さんも「横井監督の下でプレーをしたくてSKポニーに入団した」と語り、技術だけでなく内面的な面まで多岐に渡る指導を受けているという。

 SKポニーではエースとして活躍。5月に日本代表選考のための関東選抜チームに選出された際は、他地域選抜チームとの試合で5回コールドながらノーヒットノーランを達成した。

柔軟性向上で速く

 松澤さんがチームの練習以外で取り組んでいるのが「初動負荷トレーニング」だ。米・大リーグでも活躍したイチローさんが取り組んでいたことでも知られており、関節の柔軟性を向上させる効果があるとされている。松澤さんは小学生時代のチームのOBで現・北海道日本ハムファイターズの矢澤宏太選手が取り入れていたという話を聞いたことから、専用マシンのある市内のジムに通うようになったという。

 最も効果を実感しているのが球速だ。中学入学時は110キロ台後半だったが、現在は130キロ台後半と約20キロ向上した。ここにカーブ、スライダー、スプリットの変化球を織り交ぜながら三振を奪う力強い投球が現在の持ち味となっている。

次のステージに

 フィリピンでのアジア大会を経て、仲が深まり、互いにプレーに関する意見を言い合える関係性が築かれたという代表チーム。外国人審判の判定に戸惑い、国際大会の難しさを感じてきたものの、松澤さんは「優勝を目指したい。(球数制限のルールが厳しいので)ストライク先行で投球数を少なくしてチームに貢献したい」と意気込みを語る。

 一方で、この世界大会を「ステップアップのためのトレーニングの場にしたい」とも考えているという松澤さん。中学卒業後には強豪高校への進学も視野に入れ、更なるレベル向上が必要と考えているといい、今回日本人よりもパワーのある外国人打者が自身の投球にどのような反応を見せるのか、目安にしたいと考えている。

 そして、将来的には「甲子園で優勝してプロに行きたい」と話し、「理想は『こいつが投げたら絶対勝てる』『おまえで負けたならしょうがない』とチームメイトに思われる投手です」。

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