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公開日:2025.11.13

原町田ダンススタジオ
全国大会で2チーム金賞
小中学生ヒップホップ

  • 同スタジオに通う子どもたち

  • 全国大会での「OOPS!!」

 原町田の「ダンススタジオウップス」に所属する4チームが先月、渋谷区で行われた「第13回全日本小中学生ダンスコンクール」の全国大会に出場しヒップホップを披露した2チームが金賞を受賞した。

 この大会は朝日新聞社が主催するもので、小中学生別に「現代的なリズムのダンスなど」で完成度を競う。「現代的なリズムのダンス」とはヒップホップやジャズダンスなどのジャンル。今年は全国から367チームが参加し、予選を勝ち抜いた50チームが全国大会に駒を進めた。

 同スタジオからは小学生部門と中学生部門の「オープン参加の部」にジャズダンスとヒップホップの各1チームずつ、計4チームが参加した。このうち、小学生ヒップホップの「OOPS!NF!N!TY‼」と中学生ヒップホップの「OOPS‼」が最高評価である金賞に輝いた。金賞は小学生部門で20チーム中5チーム、中学生部門で14チーム中3チーム。

 同スタジオのチームが同大会小学生部門で金賞を受賞するのは3年連続、中学生部門では6年ぶりとなった。

仲の良さプラスに

 指導する同スタジオ代表の小倉誠さん=中面・人物風土記で紹介=は「(中学生ヒップホップチームは)普段の仲の良さがプラスになった」と語る。採点では表現力やリズム感のほかに動きが揃っているかなど「チーム力」も評価される。練習時からメンバー同士で声をかけあったことで技の精度が高まっていったという。また、本番での緊張を軽減するため、入場も練習。廊下を暗くし、明るいスタジオ内に入ることで、舞台袖からステージに上がる状況を再現した。メンバーの池邉心美さんは「親や先生の協力もあり金賞を取ることができた。良かった」と大会を振り返っている。

 また、小学生ヒップホップチームに対し、小倉さんはテンポの速い曲を選んだ。メンバーは「体力が必要だった」と口にするが、練習を重ねるうちに踊れるように。メンバーの一人、間崎晴大さんは「たくさん練習をしたことが結果になって良かった」と喜びを噛み締めた。

 なお、同スタジオからジャズダンスで出場した2チームは金賞に届かなかったものの、銀賞を獲得した。

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