キャプテン、代表にきく
プロバスケ「東京八王子トレインズ」(子安町)は5月27日(日)、横浜アリーナで行われるBリーグ入替戦にB3からB2への昇格をかけ岩手ビッグブルズ(B2)と戦う。「運命の一試合」にむけ、キャプテンの亀崎光博選手(#3)と和田尚之代表に意気込みなどを聞いた。
「もったいない敗戦もあったが、目標にしていた3ステージの優勝が達成できてよかった」(亀崎選手)。プロ参入3年目の今シーズン、チームはファーストステージ、レギュラーシーズン、ファイナルステージとすべてで優勝(完全優勝)。B3の代表として入替戦出場への推薦を得た。エスフォルタアリーナ八王子でのホーム最終試合となった5月13日は、過去最高となる2300人以上の来場を記録した。「声援は力にできる。嬉しかった」
Bリーグの入替戦は1試合で昇格か否かが決まる「一発勝負」。亀崎選手はかつて在籍したチームで似たような状況を経験したことがある。「その時は自分たちの動きを読まれて負けた。今回はしっかり準備し、やるべきことをやっておきたい」
キャプテンとしてチームがひとつにすることを心がけ、「いつもより気持ちが入ってしまうが、平常心で臨みたい。シーズンの勝ちゲームが多かった(勝率8割以上)トレインズの方に勢いがある。全てを出し切りたい」と力を込めた。
なお、勝敗の鍵については「ディフェンス」と考えている。「今シーズンは失点が少ない。それがうちの特徴。相手を乗らせないようにしたい」
「赤に染めたい」
「シーズン前、1シーズン約60試合と考えて50勝10敗でいければいいと思っていた。実際その通り(17日取材時点50勝10敗)で自分の先見性の高さに驚いています」と和田代表は笑う。
入替戦については「まわりから『勝てるでしょ』と言われ続け、日に日にプレッシャーを感じています。挑戦者のつもりで臨みたい」と気を引き締めた。
八王子から1000人のブースター(ファン)を集め、会場をチームカラーである「赤」に染めたい考え。そのために会場では赤いTシャツを配布する予定だ。「みなさんの力で横浜アリーナをエスフォルタアリーナのような雰囲気にしてもらいたい。選手にとってとても励みになると思う」
入替戦の観戦については事務局【電話】042・649・4440へ。
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