会場に集った新成人ら
八王子市の二十歳を祝う会が１月８日、Ｊ：ＣＯＭホール八王子（子安町４丁目）で行われた。主催は八王子市、市教育委員会、同実行委員会。
今年の市内の新成人は男性３８７４人、女性３３８２人の合計７２５６人。式典は学区域ごとに午前と午後にわかれ２回行われた。公募による５人の同実行委員が催しなどを企画。当日も司会や舞台運営に奔走した。
当日は、八王子市川口町出身で声優の森久保祥太郎さんからビデオメッセージが寄せられた。森久保さんは、都心から遠いという環境が下積み時代に根性を養う土壌になっていたような気がすると話し、「八王子市民の皆さんは八王子への想いが強いと思う。自分もそう感じる。太陽の街・八王子、ということで日本を、世界を照らす太陽のような人になってほしい」と祝いの言葉を送った。また、ご当地アイドルで今年３月に解散する「８プリンセス」が『ふるさとはこの街』と２月に開催される夢街道駅伝の公式応援ソング『明日へ』の２曲を披露。都立南多摩中等教育学校太鼓部による迫力の和太鼓も演奏され、新成人の門出を祝った。
高尾から参加したという女性３人は「実感はないが社会的に大人とみなされるんだなと思った」「（式に参加して）区切りになったと思う」「今後は自立して、初心を忘れず大人を楽しんでいきたい」と語った。
桑都テラスも催し
また同日午後、祝う会のアフターイベントとして桑都テラスでも催しを開催。年末に飲食店八王子ブロッサムがオープンし８店舗そろった同所では、振袖の来場者に無料でドーナツや１００圓ラーメンがふるまわれ、記念撮影が行われた。
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