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八王子 社会

公開日:2026.07.16

自動運転 社会実装へ協定 東京工科大学と八王子市

  • 大学と市で協定書を交わした

    大学と市で協定書を交わした

 東京工科大学(香川豊学長)と八王子市(初宿和夫市長)は7月9日、片倉町の同大八王子キャンパスで自動運転バスの導入推進に向けたコンソーシアム協定を締結した。市は、国土交通省の「地域公共交通確保維持改善事業費補助金(自動運転社会実装推進事業)」の採択を受けて自動運転の導入を推進しており、地域公共交通の担い手不足や交通空白地域といった課題解決を目指し、同大と連携して自動運転の社会実装を加速させる。

 同大では今年3月、同キャンパスとJR八王子みなみ野駅間で、運転手が同乗する「運転自動化レベル2」の実証実験を教職員を乗せて実施した。10月の「桑都の杜」開業時には、この時に得たデータを反映したシステムを用い、JR八王子駅南口と桑都の杜を結ぶルートで、初めて一般の乗客を乗せた運行をスタートする。さらに2027年1月からは運行ルートを同キャンパスまで延伸する計画で、将来的には運転手が搭乗しない「レベル4」の実現を視野に入れている。

八王子から全国へ

 締結式で初宿市長は「市単独ではできないことで、協力していただけることに感謝。10月には市民の皆様に最先端技術を体験してもらいたい」と語り、香川学長は「学内スーパーコンピューター『青嵐』のAIも活用しながら、学生たちにも社会実装を体験させたい。今後も色々な分野で市と連携し、最先端技術が八王子の助けになれば」と期待を込めた。

 自動運転研究の第一人者で、今回の取り組みを中心となって進めている同大未来モビリティ研究センター長の須田義大教授は「自動運転化により交通事故を減らし、ドライバー不足も解消できる。市と連携して八王子発のモデルを作り、全国へ展開していきたい」と展望を述べた。

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