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公開日:2026.07.16

開園30年 300万人突破 夕やけ小やけふれあいの里

  • 山岸さん一家(中央)と加藤会長(左)、初宿市長(右)

    山岸さん一家(中央)と加藤会長(左)、初宿市長(右)

 上恩方町にある観光施設「夕やけ小やけふれあいの里」が、1996年の開園から30年目で累計来場者数300万人を突破し、7月5日に園内で記念セレモニーが催された。

童謡の原点

 同園は、童謡『夕焼小焼』の作詞者である中村雨紅の故郷に建てられた自然体験型レクリエーション施設。上恩方町は童謡「夕焼小焼」のモデルといわれている。園内には中村雨紅の資料館をはじめ、地元出身の著名な写真家・前田真三のギャラリー、食事処、日帰り入浴も可能な宿泊施設「おおるりの家」、キャンプ場なども併設されている。春の花々や夏の清流遊び、秋の紅葉、冬の雪景色など、豊かな里山の四季と多彩なイベントを一年を通じて楽しめる場所として、多くの家族連れなどに親しまれてきた。

貴重な体験施設

 記念すべき300万人目の来場者となったのは、元八王子町に住む山岸哲さん(52)。子どもが生まれてから9年近く、同園に頻繁に通っているという山岸さんは「四季を通して色々なイベントがあり、今の子どもたちがなかなか体験できない貴重な体験をさせてもらえるありがたい施設。300万人目になることができて、1人のファンとしてとても光栄でうれしく思う」と笑顔で喜びを語った。式典では初宿和夫市長らから、家族で使える同園の年間パスポートや八王子花火大会の指定席などの記念品が贈呈された。

 挨拶に立った初宿市長は「東京の中にこれほど豊かな自然があることが八王子の魅力。日が沈んだ後にうっすら残る『小焼け』の茜色は、昔から八王子に染みついている色。市内外の多くの人に愛されるこの施設に、これからも多くの人が訪れていただけることを願っている」と祝いの言葉を述べた。

さらなる発展へ

 30年前に「夕やけ小やけ文化農園」としてスタートした同園は、2001年に現在の名称に改称。06年に100万人、15年に200万人を達成していた。同園の運営管理を行う八王子観光コンベンション協会の加藤高白会長は「30年目の節目の年にこのような日を迎えることができて、とてもうれしい。300万人はあくまで通過点であり、これから400万人へと続いていく。これからも皆さんと力を合わせ、八王子の素晴らしい施設として環境を整えていきたい」と述べ、同園の小林郁朗園長は「日々お客様の笑顔や温かい声に支えられ、一歩一歩歩んできた結果が『300万人』という数字につながったと感じている。今後も安心・安全・安価を運営理念とし、皆様に感動とやすらぎを提供していけるよう、スタッフ一同、より一層の努力を重ねて参ります」とさらなる発展に向けて決意を新たにした。

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