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大和 経済

公開日:2022.02.25

株式会社ケイ・システム
SDGsコンぺで特別賞
中小企業の導入し易さ評価

  • 「企業の体重計」を手にする小島社長

 株式会社ケイ・システム(大和市桜森/小島啓義代表取締役)が中小企業のSDGs達成に向けたDX(デジタルトランスフォーメーション)の取り組みやアイデアを競うコンテスト「中小企業SDGs ACTION! AWARDS」で、DX特別賞を受賞した。



 ケイ・システムは企業の出す産業廃棄物を自動計量できるシステム「企業の体重計®」を開発。ゴミの排出量を自動でデータ化・可視化することで、廃棄物の削減やリサイクル率向上につなげることを目指している。同社のシステムは2021年に開催された東京オリンピック・パラリンピックでも導入された実績を持つ。



 コンテストは2月19日に最終選考に残った7社による最終プレゼンがオンラインで行われ、アイデアの新規性やSDGs達成に向けた課題解決力などが審査された。



 審査では、産業廃棄物業界でDXを進める意義の大きさや規制品を使うなどの工夫でコストを抑えたり誰でも使いやすい仕組みにするなど中小企業に導入していこうとする熱意などが高く評価された。受賞について小島社長は「少しずつ認知されてきたがまだまだ発展途上。これからも市場のニーズに合わせて機能などを発展、進化させ、中小企業のSDGs経営の促進に寄与したい」と意気込みを語った。



 SDGsとは2030年までに達成すべき持続可能な開発目標。貧困や飢餓の解消、ジェンダー平等、環境保護など17の世界的目標と169の達成基準が示され、15年に国連の全加盟国の賛成で採択された。

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