活動報告 一般質問に登壇! 神奈川県議会議員 山口たかひろ県民企業常任委員会 副委員長
県議会では機会が少ない中、早くも3度目の一般質問に登壇しました。
県政全般の課題の他、県央地域、厚木市の課題についても質疑をし、特に『県総合リハビリテーションセンターの医療機器の整備・更新また地元七沢温泉を活用した医療の提供、県央やまなみ地域の観光振興、県総合防災センターの資機材や通信設備の充実、外国企業の本県への誘致、精神障害者の支援』について見解をただしました。
神奈川リハ問題知事に鋭く!
現行の神奈川リハビリテーション病院と七沢病院の2病院の統合は、以前ご報告した通りですが医療機器は現在、購入後10年を超えるものが約9割と全体的に老朽化し、医療機器の整備は喫緊の課題です。
神奈川リハ病院の運営においても大変重要な問題であり、社会的に医師や看護師などの医療職不足が言われる中、神奈川リハ病院も内科をはじめとする医師等の確保に苦心しています。優秀な医師確保の点からも最新医療機器の導入更新がなされ、医療機器の水準を高めていくことが大変重要です。
建替え再整備時はもとより、現在の病院の整備も含め医療機器の整備・更新、『いのち』は待ったなしです。黒岩知事の肝いりで早急に神奈川リハ病院を整備する事を強く要望し、また神奈川リハ病院が七沢温泉郷の御協力を得て地の利を活かした温泉活用、骨関節疾患や呼吸器疾患などの機能回復のためのリハビリ訓練に温泉を使い、リハビリテーション医療に利用することで、新病院の大きな特色になると同時に、病院と地元の相関関係が一層強くなることも強く説きました。
新たな観光『ヘルスツーリズム』
最近の健康志向の高まりを受け「自然豊かな地域を訪れ、自然、温泉や身体に優しい料理を味わい、心身ともに癒され、健康を回復・増進・保持する新しい観光形態」『ヘルスツーリズム』が脚光を浴びています。
厚木市にも神奈川の奥座敷である飯山、七沢温泉郷等の温泉資源や自然豊かな山々があり、県央には丹沢表尾根、宮ヶ瀬湖などの豊かな自然環境に恵まれ、数多くの観光資源を有しております。さがみ縦貫道路や新東名高速道路の整備が進む中、参加型観光や福祉重視型の観光など、神奈川らしいコンセプトを取り入れるなどしながら、『ヘルスツーリズム』の手法で県央やまなみ地域のブランド化、福祉観光振興を図る必要があると強く説きました。
今後においても大きなポテンシャルがある県央厚木です。県央の雄都として存在感をしっかり示せる取組みをしてまいります。
休日診療運営費補助廃止と発表
休日診療運営費補助廃止と唐突に県から報告がありました。これは市民、県民の『いのち』『健康』を守る歯科や内科をはじめとする休日急患施設存続に大きな影響を及ぼします。地域の医療・福祉にとって大切な施設であり運営が困難になると市民生活に大きな不安が生じます。『いのち』『健康』を守るべくしっかり取り組みます。
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