厚木・愛川・清川 人物風土記
公開日:2022.07.29
公益社団法人厚木市シルバー人材センターの理事長に就任した
加藤 毅さん
清川村煤ヶ谷在住 65歳
市民と共にこれからも
○…「微力ですが、お役に立てれば」。6月6日付で厚木市シルバー人材センターの理事長に就任。厚木市役所を定年退職後3年ほど勤めたシルバーに舞い戻り、再スタートを切った。近年は改正された高年齢者雇用安定法により、事業主は定年を70歳に引き上げることが努力目標となり、60代でシルバーに入会する人が減少。会員増強と多様化するシルバー人材の就業ニーズに応えることでセンターの事業をさらに活性化させることが喫緊の課題と捉える。
○…1975年に厚木市役所に入職。最も印象に残っているのは、交通安全課時代の仕事。市内で全国規模のイベントが開催されることが決まり、市内をきれいにすることが至上命題となった。そこで取り組んだのが「放置自転車ゼロ作戦」。当時、市民から苦情が寄せられていた、駅周辺の放置自転車を外郭団体のメンバーらと共に集め、一掃した。「市民のボランティア精神に心打たれた」。市の職員として事業に取り組むなかで、さまざまな立場の市民とふれ合い、共に汗を流し、時には酒を酌み交わしたことで、その力の有難みを痛感した。
○…仕事のない日は、12歳のフレンチブルドッグと5歳の柴犬と共に過ごすのが日課。「1日一緒にいますね」。愛犬と2人の孫について話が及ぶと、自然と笑顔がこぼれる。20歳の時にはじめた狩猟歴も気付けば45年。飛び出す経験談からはその手腕が伺える。
○…せっかくシルバーの会員になっても、希望の仕事ができていなかったり、そのノウハウを生かしきれていなかったりするケースもある。今後は、市職員時代の経験とそのフランクな人柄で、時代とともに変わる市民の価値観や就業ニーズとセンターの事業の「マッチング」に注力する。
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