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公開日:2026.07.10

愛川町水田さん 珠算50年、念願の舞台へ 全日本珠算大会に出場

  • 全国での活躍を誓う水田さん

    全国での活躍を誓う水田さん

 愛川町春日台在住の水田尚宏さん(57)が、8月8日(土)に京都市の国立京都国際会館で開催される「全日本珠算選手権大会」に初出場する。珠算を始めて50年間、「ついに念願がかなった」と水田さんは喜びを語る。

最高峰の舞台

 同大会は全国から約600人が集う最高峰の舞台。全国珠算教育連盟の珠算・暗算検定で段位を獲得した人のみが出場資格を得る。申込者が定員を超えた場合は、支部推薦や高段位者が優先して選抜されるため、出場へのハードルは高い。

 兵庫県尼崎市出身の水田さんは、両親がそろばん塾を経営していた環境から、幼少期より自然とそろばんに親しんできた。「小さい頃はやりたくなかった」と振り返るが、働きながらも辞めることなく、コツコツと努力を積み重ねてきた。現在は子どもたちにそろばんを教える「愛川町珠算愛好会」を主宰する傍ら、自らも教室に通い、技術を磨き続けている。

 4年前に珠算で準4段、昨年には暗算で準5段を取得。この段位昇格が出場を後押しした。

巡り合わせも

 水田さんにとって同大会は長年の「憧れ」だった。そろばんの「パチパチ」という語呂合わせから毎年8月8日に開催されるが、平日の場合は仕事の都合で応募が難しかった。今年は土曜日の開催となり、段位も上がったことから思い切って申し込んだところ、見事に出場が決定した。

 「ついに来たか」と、嬉しさのあまり新聞の読者欄に投稿したところ、その投書も採用されたという。大舞台を前に、水田さんは「出るだけで精いっぱい」と苦笑しつつも、「全国のすごい選手たちの技術を見るのも楽しみ。最下位にならないよう、当日まで努力を続けていきたい」と力強く意気込みを語った。

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