ソーラーパワーの手作り灯篭 深谷で「まち灯りロード」事業スタート
綾瀬市深谷の比留川沿い緑地に陶製の手作り灯篭が灯されている。これは市の「まち灯りロード」事業によるもので、潤いと安らぎのある景観スポットの創設を図るもの。
灯篭の灯りは環境に配慮したソーラーエネルギーによるもの。パネルを通して昼間に太陽光から蓄電し、夜の発光にエネルギーを使用し電球が光る。
市では同地区を市の区画整理事業により、公共施設が整った住宅地として完成を目指している。事業地内の特色として何かできないかと試行錯誤する中で、同川沿いの河川通路は区域を縦断する軸となっていることなどから散歩道などで利用する市民に癒しや安らぎを感じられるように2011年度から計画が始まっていた。
行政だけでなく市民参加型の事業となるように、準備期間はシルバー人材センターを窓口とし、市内の陶芸活動グループが灯篭を制作した。この灯篭を制作物発表の場にすることで市民の生涯学習活動への興味や参加のきっかけ作りとなることも狙い。
市民スポーツセンター前の「おたすけ観音」を起点に12月1日から30基の点灯が始まり、12月12日現在60基が午後5時から9時まで灯されている。問合せは市深谷中央区画整理事務所【電話】0467・70・1702へ。