手作りイカダで川下り 家族の絆と郷土愛深める
家族で手作りしたイカダを浮かべ地元の川で遊ぶイベントが8月3日、4日の2日間開かれ13組の親子が参加した。主催は(一社)綾瀬青年会議所、綾瀬市。
昨年に続き2回目の開催。設計士や大工など職業技も垣間見え、日頃家族間では見えない「プロの顔」も発揮し海賊船や屋根付きなど、オリジナル性に富んだイカダを1日かけて製作した。翌日に市内吉岡の目久尻川で1艇ずつイカダを浮かべ、川を下りながら審査も行われた。理事長賞に大川さん一家、市長賞に関口さん一家、教育長賞に野中さん一家が選ばれた。
ゆったり流れるイカダの上で「いつもの風景が素敵に見える」などの会話もこぼれ参加者は郷土愛や家族の絆を育んだ。参加した鹿山浩旗さん、純平くん親子は「楽しかった、またやりたい」と話していた。イベントではNPO団体による勉強会なども行われ、環境保全への理解も深めた。
中心となって運営した同会議所の齊藤拓也さんは「団体やメンバー、参加者の方にたくさんの協力を頂き、良いイベントになった。深めたものが未来に繋がっていけば」と話していた。