市内吉岡の春日幼稚園で7月7日、夏休みを間近に控えた園児らに車両の身近に潜む危険性などを知ってもらおうと、県警本部交通安全教育隊や大和警察署員らを講師に迎え交通安全教室が実施された。
ホールに集まった3歳から5歳の園児ら289人は、女性警官の呼びかけに応じて元気よくあいさつ。問いかけにも手を上げて大きな声で答えていた。子どもたちは道路を歩くときの危険性や注意点などをアニメのDVDを観ながら学んだ後に、会場にクマの着ぐるみ「チビタ」が登場すると、身を乗り出して大歓声に。「車は急に止まらない」「車に乗ったらシートベルト」などをチビタと一緒に一つひとつ確認した。
同園では夏の交通事故防止運動の前などに毎年、交通安全教室を行っているという。
古郡保正園長は「毎日の朝礼でも、事故防止を園児たちに訴えています。小さい時から交通安全を身に着けさせることが大切です」と話した。