市民が日頃から自主的に健康チェックを行えるよう、綾瀬市は「健康度見える化コーナー(未病センターあやせ)」を4月1日から保健医療センター1階に新設した。ここでは血管年齢や骨密度などの測定ができるほか、保健師による「操作教室・相談会」を4月下旬から開催することで、健康づくりを支えていく。
県では現在、身近な場所で「未病を治す」取り組みを知ってもらう事業として企業や団体などが『未病センター』を設置・運営する場合、これを認証する制度を行っている。(株)カーブスジャパンが小田原市に設置した「未病センターカーブス 小田原」が、これまでに認定を受けている。
この方針を受け、県央7市町村(厚木市・大和市・海老名市・綾瀬市・座間市・愛川町・清川村)が連携し、気軽に健康チェックや相談ができる「健康度見える化コーナー」を設置。3月29日に綾瀬を含む9カ所が、新たに県から未病センターの認証を受けた。
5つの機器を設置
このコーナーには、体組成計・骨健康度測定器・電動血圧計・血管年齢測定器・脳年齢測定器の5種類が置かれている。
体組成計では音声ガイダンスとタッチパネルの簡単な操作で体重・部位別筋肉量・体脂肪量・基礎代謝量などを計れるほか、脳年齢測定器ではタッチパネルを使ってゲーム感覚で脳年齢や脳ストレス度をチェックできる。利用者はこれらの機器を事前申し込みすることなく、成人であれば誰でも自由に利用できる。
利用時間は平日の午前8時半から午後5時。県央の7市町村在住の希望者には、測定結果を記録し数値の推移を把握するのに役立つ「健康度見える化手帳」を配布する。
申込制の相談会
4月27日の午後には、初となる「操作教室・相談会」
が実施される。時間は1時間半ほど。要申込で、定員は各回30人。保健師が機器の使い方や手帳の使用法を指導するほか、測定結果の見方や健康管理に関する相談を行う。
操作教室・相談会は年12回予定で、初回以降は5月10日午後・20日午前・31日午前、6月8日午後・17日午前・27日午後に開催。7月以降は未定。利用者の反応を見ながら、回数増も検討していくという。
開催日以外でもセンター窓口に測定結果を持っていけば、簡単な相談対応を行ってくれる。
コーナーに関する問合せや相談会申込みは、市保健医療センター【電話】0467・77・1133へ。
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