市と市議会が6月26日、厚木基地の整理・縮小・返還や騒音問題の抜本的解消などを重点項目とした「厚木基地に関する要望書」を、国など関係機関に提出した。
この要望は、国の予算編成時期に合わせ毎年行っている。古塩政由市長、綾瀬市議会の武藤俊宏議長と内山恵子副議長、基地対策特別委員会の青栁愼委員長と齊藤慶吾副委員長が、防衛省・外務省・総務省・防衛省南関東防衛局を訪問し、空母艦載機の離着陸による騒音などの実情を訴え基地問題の解消に取り組むよう強く求めた。
要望の主な内容は空母艦載機移駐の確実な実施と、その後の厚木基地の運用、西門南側地区等の即時返還のほか、騒音対策の徹底、航空機の事故防止、住宅防音工事の拡充など11項目となっている。