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小園地蔵堂 後世に紡ぐ 保存会が「花まつり」開催

文化

掲載号:2018年3月23日号

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花まつりでは仏像が開帳される
花まつりでは仏像が開帳される

 小園地蔵堂(小園団地入口バス停前)で4月8日、「花まつり」が開催される。主催するのは、地蔵堂とその文化を後世に残すため、地域住民有志で昨年組織された「小園地蔵堂保存会」(栗原要会長=人物風土記で紹介)。この催しを機に地蔵堂の認知度向上を目指すとともに、将来的に地域の文化を残す担い手を拡充する狙いがある。

 小園地蔵堂は、もとは「東光山延命寺」という海老名の国分寺の隠居寺だったといわれている。国分学校ができるまでは寺小屋が開かれていた。

 本尊は市指定文化財であり、綾瀬市に残る最古の彫刻である木造地蔵菩薩坐像。これを収める厨子は、徳川三代将軍の生母の寄進と伝えられている。

 そのほか「小園の寝釈迦様」として親しまれる釈迦涅槃像や、子育て地蔵として戦後まで各家庭を回っていた厨子入りの「まわり地蔵」、花まつりの際に甘茶をかける釈迦の誕生仏などが安置されている。

 住職不在となってのち、地蔵堂は長らく地元有志の手で維持・管理が行われてきた。しかし、一部の人が世話人として長らく務めることが多く、近年では引き継ぎが困難になるという課題が浮き彫りになっていた。これにより、地蔵堂の歴史などが埋没してしまうことも懸念されていた。

 そこで、これまで維持・管理を行っていた人たちで「小園地蔵堂保存会」を組織。会則を作り、昨年から組織として本格的に稼働している。

 保存会では、これまで行われてきた年1回の花まつりを継続するほか、総会や月1度の地蔵堂清掃、市史跡ガイドボランティアが行うツアーや見学の受け入れなどの活動を実施。現在は役員含め28人の会員が所属している。

4月8日に開催

 「お釈迦様」の誕生日である4月8日、午前8時から小園地蔵堂で「花まつり」が開催される。

 堂内では椿の花で飾った釈迦の誕生仏への甘茶かけが行われるほか、本尊や釈迦涅槃像、まわり地蔵も開帳。小園はやし保存会による演奏も予定されている。

 「お釈迦様の誕生を祝い、子どもたちや皆様の健康・安全を祈願する催しです。甘茶などいただきながらお参りし、歓談ができますので、ご家族やご友人とお越しください」と同会では話している。

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