落合キツツキの森(綾南公園北側)と取内の森(MKチーズ南隣)、野あざみの森(土棚小西側)に、今年も絶滅危惧種のキンランやギンランが自生した。
キンラン・ギンランはラン科の多年草で、4〜5月にかけて花をつける。菌根への依存性が強く、樹木に付く特定の菌がなければ育たないため人工栽培は不可能とされている。森を管理する落合キツツキの森管理委員会によると、以前は多く見られたが近年では野生のものは珍しいという。
キンラン・ギンランの見ごろは終わっているが、現在自生しているムサシアブミ・マムシグサをはじめ、これからの季節は3つの森で貴重な野草を多く見ることができる=表参照。
詳しい開花時期やガイドに関する問合せは、落合キツツキの森管理委員会の横野さん【電話】0467・76・9870へ。