アジアユースオーケストラ(AYO)の綾瀬特別コンサートが8月23日、綾瀬市オーエンス文化会館大ホールで行われた。綾瀬が市制40周年を迎えた今年は、オーケストラ用に特別編曲された「綾瀬市民の歌」を会場一体となり合唱した。
厳しいオーディションを通過した若手音楽家で構成され、ホワイトハウスやウィーン、アムステルダムなど著明な会場で演奏を行うAYO。20年前の綾瀬初公演時、団員へのホームステイ対応の良さから、たびたび特別公演が開かれている。
実行委員会が綾瀬市民の歌大合唱の相談を持ちかけたところ、長年の信頼関係から創設者であるリチャード・パンチャス氏が編曲と演奏を快諾したという。
当日はパンチャス氏が指揮を執り、公募で集まった市民合唱団が熱唱。その後、合唱団の手話も交え、来場者とともに会場が一体となって郷土の歌を斉唱した。
合唱を終え、ステージは団員のオーケストラ演奏へ。将来有望な若手の見事な演奏に、鳴りやまぬ拍手が送られた。