"まち特"取材力UP 史跡めぐり研修
綾瀬市内各地のイベントや発見をレポートする「まちかど特派員」9人が初の研修会を行なった。
研修では、市制30周年を記念して平成21年に作られた「あやせの宝かるた」を元に、市の名物や歴史、縁ある有名人などを学んだ後、実習として市内各地の史跡などを回って見学・取材を行なった。
小園地蔵堂では普段は開放していない「木造地蔵菩薩坐像」を見学。この仏像は14世紀から15世紀頃のものとされ、市内最古の仏像彫刻と目されている。地域のお年寄りに話を聞き、質問や写真撮影など「取材」を行なった。
同特派員は、市民と行政が共に「ふるさと」をつくりあげることを目的に平成8年度に設立され、単年度を任期に毎年市から委嘱されている。老若男女問わず、高校生以上で市内在住・在勤の人から公募で選ばれ、地域特有の話題や心温まる出来事などを市の広報でレポートしている。