幻想的な夏至の夜 城山公園でキャンドルナイト
城山公園で6月21日の夏至の夜「80000人のキャンドルナイト」が行われた。この日は用意された1000個のキャンドルが公園内を彩り、見物にきた来場者を和ませた。
このイベントは市内で環境や慰問などのボランティアを行うNPO法人「Voice」(野中真一理事長)と綾瀬市の協働事業。夏至と冬至の夜8時から10時まで電気照明を消しキャンドルを灯す全国で推奨されている運動「100万人のキャンドルナイト」に連動して企画された。
この日、公園には家族連れやカップルなどおよそ800人が来場した。会場にはハート型のオブジェや「絆」の文字をかたどったものなどが公園通路に設置され、来場者はゆらゆらと揺れるキャンドルの灯を眺めながら思いおもいの時間を過ごしていた。子どもを連れて来場した30代女性は「こんなにたくさん並んでいるとは。すごくきれい」と幻想的な風景を見ながら話していた。同公園ではホタルも生息しており、ささやかなホタルの光が見えると歓声があがった。
野中理事長は「市民協働事業として初めての事もあり未知な部分が大きかったが、たくさんの来場者が喜んでくれて良かった」と話す。12月の冬至にも行う予定で、会場やイベントの企画内容、協賛などについても検討を進めている。