小児医療費の助成拡大 10月から 通院小6まで対象に
綾瀬市は10月1日から小児医療費の通院助成対象年齢を、現行の小学3年生修了前から、小学6年生までに拡大することを明らかにした。市によると同助成対象人数は2316人程度増え、1万64人となる見込み。
小児医療費助成制度は、子どもが病気やけがで医療機関を受診した際の医療費のうち、医療保険の自己負担分を自治体が助成する制度。助成の対象年齢や条件などは各自治体による。
現在、綾瀬市では0歳から中学3年生までを助成の対象としている。0歳児から小学3年生修了前までの子どもが医療保険を使って医療機関を受診した場合は、実際に払う自己負担分の全額を助成し、小学4年生から6年生までは入院時の自己負担分のみ対象としてきた(市の重度障害者医療費助成制度、ひとり親家庭等医療費助成制度等に該当する人および生活保護受給者を除く)。
10月からは、通院の医療費助成対象が小学6年生まで拡大される。中学生は継続して入院時の自己負担分が助成対象。担当課によると通院助成対象は1万64人程度となる見込みで、拡大する分としては、今年度負担する4カ月分でおよそ2千万円を当初予算で計上している。
市では対象の児童を養育している人に医療証を交付しており、受診時に保険証と医療証を提示するとその場で無料となる。今回拡大の対象となる子どもには申請書が郵送され、必要書類を添えて8月24日までに市に返信すると、新しい医療証が9月下旬に市から郵送される。
問合せは市子育て支援課【電話】0467・70・5664まで。
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