家族で作ったいかだを浮かべ、目久尻川を下るイベントが8月4日と5日に吉岡地区で開かれた。主催は綾瀬市と一般社団法人綾瀬青年会議所。
家族の絆や自然環境への思いやり、郷土愛を深めることなどを目的に企画された事業。参加した18家族はペットボトルや発泡スチロール、木材などを使っていかだを作成。海賊をモチーフにしたものや、竹をあしらったものなど個性的ないかだが出来上がった。晴天の下、村野橋から道庵橋までの約400mを下り、普段とは違う街の風景や家族で揺られる不安定ないかだに歓声をあげていた。
参加した寺尾台在住の町田聡さん一家は「アウトドアが好きで海などにはよく行くが、川は初めて。とても楽しかった。子どもたちも喜んでいて参加して良かった」と話していた。
川下りの後には市の農産物で作った弁当を味わい、環境学習や鮎の稚魚300匹の放流も行なった。事業の企画などを担当した同会議所の濱名誠さんは「楽しんでもらえて良かった」と話していた。