高座豚手造りハム 黒岩知事が視察 施設訪れ意見交換
県内の畜産業発展に貢献している(株)高座豚手造りハム(市内吉岡・志澤勝社長)施設へ、2月7日、黒岩祐治神奈川県知事が視察に訪れた。
黒岩知事は同社の豚舎と加工販売施設を訪問。環境に配慮し、衛生管理を徹底した同施設を見て回った。生きた豚と向き合い、その後に加工所での様子を見た黒岩知事は「切ない気持ちになるが食のありがたさを感じる」と志澤社長に話していた。実際に店で買い物をしている様子なども目にし、最後の意見交換ではブランド豚「高座豚」の復活に懸けた養豚農家の想いなどに耳を傾けた。市内の学校給食でウインナーを提供していることを話し、「自らが丹精込めて生産した豚肉を地元の方々に安心して食べてもらいたい」という志澤社長の想いを聞き、知事は「神奈川らしい、人を惹きつける力があるブランド」と話していた。
この視察は県内の畜産の現場を視察し、意見交換することを目的に企画されていた。知事は同社の見学後、農産物とコラボしたジェラートを販売している伊勢原市の(有)石田牧場を訪れ、視察・意見交換を行った。