アヤセ卵の月例直売始まる 要望うけ市役所内で
市内の養鶏農家3戸が、9月20日(金)から毎月1回、生みたて卵の直売を市役所1階の喫茶「むー」で行う。時間は10時からで、品物がなくなり次第終了。
市は、生産されたほとんどが市内で消費され、プリンなど加工品の販売ができる6次産業としても期待できる綾瀬の卵に注目し、2013年9月1日の広報で特集。9月4日には市役所内の同喫茶で生産者による直売を行った。用意した60パックは3時間ほどで完売し、再度市役所での直売を求める声が多数寄せられていた。要望をうけ毎月1回、3戸が月替わりで直売することが決まった。次回は10月18日(金)で、11月以降は毎月20日に実施する予定。
綾瀬では大正時代から採卵養鶏が始まり、戦争や食糧増産時代を経て、最盛期の昭和45年ごろには90戸の農家が約20万羽を飼育していた。現在は3戸で4万5千羽を飼育し、通常は各農場の直売所や販売機などで直売している。
問合せは市農業振興課【電話】0467・70・5622へ。