ラーメン店「万年青(小園1030の2)」を営む安田守さん(43)が、市の公認キャラ「ブタッコリ〜」にあやかった新ご当地グルメ「ブタッコリ〜の冷し中華」を開発した。
これは昨年の夏、地域活性のために作った「あやせブタッコリ〜麺」を発展させたもの。子ども向け夏休み企画として、暑い時期にさっぱり食べられる冷し中華に仕立てた。
麺は独自のレシピを考案し、製麺所に依頼。ブロッコリーを練り込んだ緑色のストレート麺に、つるっとしたのど越しを加えるためうどん粉も混ぜた。
スープにもこだわり、動物性の出汁や化学調味料は使わず、昆布出汁と醤油をベースにさっぱりヘルシーに仕立てた。ストレート麺に味がよく絡むよう、スープを多めにするなどの工夫も凝らされている。
トッピングはブタッコリ〜麺の物にひと手間加え、チャーシュー・ハム・のり・ブロッコリーで作ったキャラに、切れ込みを入れたナルトを乗せてブタッコリ〜の手を表現する遊び心も。「大人の方には少し物足りない量かも」と安田さんは話すが、試行錯誤を繰り返し完成した味は老若男女問わず楽しめる出来栄えだ。
同冷し中華は期間限定で、9月頭頃までの販売を予定している。価格は730円。「作ったら面白いだろうなと考えているものはある。また挑戦したい」と、安田さんは話している。