綾瀬ライオンズクラブ(LC)が9月21日、綾瀬タウンヒルズショッピングセンター駐車場で、献血の呼びかけを行った。
献血活動は同クラブのメイン事業の一つとして、定期的に実施している。この日は受け付けをした42人のうち36人の採決が行われ、1万4200リットルの血液が集まった。
1994年度のピーク時には662万人いた献血者は2000年度に600万人を切って以来減り続け、06年度には500万人を割る事態になった。地道な周知活動で献血者が戻り08年度以降は500万人以上を保っていたが、14年度から再び500万人を割っている。年代別では40〜60代の献血者は増加しているものの20代の減少が著しく、10代も徐々に減り続けている状態だ。
「血液は緊急の事故や手術などで使うと思われがちですが、実は6割が白血病やがんなど病気の方の治療に使われています」と、県赤十字血液センターの担当は話す。「皆さんの善意で、助かる命があります。見かけたら、ぜひご協力ください」と呼びかけている。