20年5月稼動へ
大和市に工場がある共同カイテック(東京都渋谷区・吉田建代表)がこのほど、綾瀬市大上1丁目に新工場を建設する、と発表した。同社が製造する「国内シェア1位」のバスダクトの需要拡大に対応するためで、7月1日に着工した。
バスダクトは、絶縁物で厳重に覆った銅やアルミの帯状の導体をケースに納めたもの。大容量の電気を流すことができるという。稼働予定の2020年5月以降は50%増の製造体制が整うとしている。
敷地面積7495平方メートル、延べ床面積1万2864平方メートル、地上4階建。市の企業の立地促進条例の認定を受けて進出する。
21年夏稼動へ
東京建物株式会社(東京都中央区・野村均代表取締役)は6月26日、綾瀬市深谷上に約1万1700平方メートルの事業用地を確保し、2021年夏頃までに4階建ての倉庫と事務所を開業すると発表した。
製造拠点、人口集積地ともにアクセスが良く、広域配送ニーズなどが見込めるとしている。20年度上期に開通予定の綾瀬スマートICから約2・5Kmの綾瀬工業団地。