政府が2022年度末までに全住民への交付を目指しているマイナンバーカード。その目標達成のため各自治体が独自で促進施策に取り組む中、横須賀市は5月1日(日)から市内商業施設などに出張窓口を開設する。
2016年のマイナンバー制度導入開始により、住民一人ひとりに12桁の個人番号が付与された。行政にとっては個人情報を番号で一元化することで煩雑な業務の効率化を図れ、市民サービス向上にも繋げられる。市民は個人番号を基にカードを作成することで健康保険証や本人確認書類として集約利用できるほか、行政手続きをオンラインで行え、各種証明書をコンビニで受け取れるようになるなどのメリットがある。
22年度末を期限とする全住民への交付率は3月末時点で全国平均約43・3%、神奈川県全体では約46・9%、横須賀市内は約44・9%。全住民交付に向けて政府は電子マネーやQRコードといったキャッシュレス決済で利用可能なポイントを付与するキャンペーンを実施。現在行われている第2弾では最大2万円分のマイナポイントを付与することで、目標達成への追い込みをかけたい考えだ。
横須賀市はさらにカード取得を推進するため、市役所窓口に加えて平日は各行政センター(週替わり)、週末はイオン久里浜店やノジマモール横須賀にサポートを目的とした出張窓口を開設。横須賀モアーズシティには常設する。カード作成時に必要な写真は無料で撮影を依頼でき、郵送によるカードの自宅受け取りが可能。出張窓口はキャンペーン対象となるカードの作成申請受付期限と同じ9月末までの限定。作成には本人確認書類などが必要。詳細は市窓口サービス課【電話】046・822・8573
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