マンションなどの大規模修繕を手掛ける株式会社富士防(森崎)は9月14日、「富士防職業訓練校」の第2期生を対象に開校式を行った。職業訓練校とは、建築、金属・機械加工や情報処理、理美容などの技術職種を対象に教育カリキュラムを設けるもので、同社は昨年、県内では初めて「防水工」の専門施設として県認定を受けた。
修繕の現場では、多様な技術と知識を持った多能工の育成が求められており、同社の取り組みはこれに応えたもの。今年の訓練生は同社社員13人で、今後約5カ月間の学科と実技の講習で防水施工技能士の取得を目指す。同社の岡田成煥代表は開校式の席上で、「建物をどのように”守る”のかを学んで、それぞれの仕事に活かしてほしい」と話した。
高校生が体験入学
同日行われた1回目の授業には、同社の「産学チャレンジプログラム」に参加している相模女子大学の学生5人とマンション管理会社社員のほか、県立横須賀工業高校の3年生も体験入学。座学の後に塗布の実習を行った。
参加した大学生からは「実際に体験してみて、建設の現場のイメージが変わった」「訓練生の中には女性の社員多く、男女ともに活躍できる仕事という印象に変わった」などの感想が上がっていた。
|
<PR>
横須賀版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|