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横須賀・三浦 社会

公開日:2026.04.03

嫁ぐ寂しさ包む優しき桜 114年目も春を飾る

  • 3月30日撮影時は二分咲き。今週末に見ごろを迎える

    3月30日撮影時は二分咲き。今週末に見ごろを迎える

 JR衣笠駅に程近い住宅街の一角。道行く人を見守るように佇む一本のソメイヨシノが、今年もゆっくりとつぼみをほころばせ始めた。一般的に寿命が60年から80年とされるなか、大正から令和まで四つの時代を彩り続けてきた老木だ。

 桜を献身的に守り続けているのは、この家に住む藤倉泉さん。114年前の大正元年、藤倉家へ嫁いできた祖母・のぶさんを迎えた舅(しゅうと)が、衣笠山で桜に囲まれて育ったのぶさんが「寂しい思いをしないように」との計らいで植えたものだという。

 代々造園業を営んできただけに、年20kgもの肥料を施したり、弱った枝を剪定する作業は慣れたもの。それでも、先祖の想いを受け継ぐ重圧は小さくない。泉さんは「今年も咲いてくれてホッとしました」と愛おしそうに老木を見上げていた。

 場所は藤倉さんが営むCafe WINDY(衣笠栄町2の53)の裏手。

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