横須賀・三浦 社会
公開日:2026.04.03
嫁ぐ寂しさ包む優しき桜 114年目も春を飾る
JR衣笠駅に程近い住宅街の一角。道行く人を見守るように佇む一本のソメイヨシノが、今年もゆっくりとつぼみをほころばせ始めた。一般的に寿命が60年から80年とされるなか、大正から令和まで四つの時代を彩り続けてきた老木だ。
桜を献身的に守り続けているのは、この家に住む藤倉泉さん。114年前の大正元年、藤倉家へ嫁いできた祖母・のぶさんを迎えた舅(しゅうと)が、衣笠山で桜に囲まれて育ったのぶさんが「寂しい思いをしないように」との計らいで植えたものだという。
代々造園業を営んできただけに、年20kgもの肥料を施したり、弱った枝を剪定する作業は慣れたもの。それでも、先祖の想いを受け継ぐ重圧は小さくない。泉さんは「今年も咲いてくれてホッとしました」と愛おしそうに老木を見上げていた。
場所は藤倉さんが営むCafe WINDY(衣笠栄町2の53)の裏手。
ピックアップ
意見広告・議会報告
横須賀・三浦 ローカルニュースの新着記事
コラム
- LINE・メール版 タウンニュース読者限定
毎月計30名様に
Amazonギフトカード
プレゼント! -

あなたの街の話題のニュースや
お得な情報などを、LINEやメールで
無料でお届けします。
通知で見逃しも防げて便利です!











