市民に学校給食を食べてもらい、取り組みと理解を深めてもらう三浦市学校給食展が21日、初声市民センターで開催された。18回目。当日は親子連れなどが参加し、用意された110食は早々に完売した。
年に1回開かれている給食展。会場には市内の学校給食の歴史やメニューの変遷、調理場の写真展示のほか、学校で出されている献立などが分かりやすく紹介された。
会場に用意された献立は、ナンとドライカレーにサラダや果物。友人と来たという鈴木さん(79・三崎町在住)と大井さん(79・初声町在住)は「児童向けのやさしい味。私たちが食べても美味しく頂けた。三浦の子ども達は幸せですね」と話していた。子ども達と来た森さん(36・三崎町在住)は「給食を食べる機会はまずない。このような取り組みをきっかけに、子ども達がどんなものを給食で食べているのかを知る良い経験になった」と話していた。
1962年、初声小学校で最初に給食を開始。以降順次、市内の小・中学校で給食を始めた。2009年4月から調理や配送を日本栄養給食(株)に委託。三崎と南下浦の2カ所のセンターで給食が作られ、各学校に配送されている。食材には三浦産の野菜を使うなど地産地消にも積極的に取り組んでいる。
市学校給食課では、「多くの方に来ていただき感謝している。給食展を通して、市民に理解を深めてもらえれば」と話していた。
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