三浦半島地域4市1町の金融機関・行政・商工関係・産業支援機関・保証協会などが参加する「中小企業支援ネットワーク」の設立会議が12月24日、横須賀商工会議所で行われた。
人口減や高齢化、事業所数の減少など厳しい経済環境のもと、中小企業の経営・再生支援を促進することを目的に29の団体が参加。各々の事業を活かして、地域全体の経営改善、再生スキルの向上を図るもの。研修会や情報交換会、創業・経営者セミナーも実施していく。
県西地域でも同様のネットワークが立ち上がっており、火山活動による影響を受けている箱根地域では、中小企業支援策の情報交換なども積極的に行っているという。
設立会議の席上で、県信用保証協会の松藤静明会長は「産業の空洞化や人口減など、課題や不安要素が多くあるが、中小企業が求めていることに対応できる組織にしていきたい。後継者不足や時代変化など企業が抱える問題も多様だが、事業の継続、”100年企業”への道を応援したい」と挨拶。横須賀商工会議所の平松廣司会頭は「大企業に依存した産業はすでに崩れてしまっている。地域にネットワークを張って、力を合わせて支えていきたい」と語り=写真、各機関の連携に期待を示した。
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