連載 100まで元気!健康ワンポイントアドバイス 三浦市社会福祉協議会 成田慎一
第二十七回「障害者福祉編」
依然として、新型コロナウイルスの感染拡大が続いているのに加え、毎日、体に大変こたえる暑さとなっています。くれぐれもご無理をなさらないようにお願いします。
さて、今回は三浦市における障害者を支えるサービスの充実についてご報告したいと思います。去る7月27日、障害者グループホーム「クレアーレ三浦」の内覧会に行ってまいりました。ここは餃子の製造・販売と生活介護も併設した地域に開かれた新しいタイプの施設です。私どもの『第4次三浦市地域福祉活動計画』にも、実施計画「グループホーム設立への協力」を立てておりますが、今後は地域の中で、障害者を支える拠点になっていけるように、様々な機関が連携していくことが大切であります。
高齢化の進展に伴い、未病やフレイルなど高齢者の介護予防事業が注目されがちですが、障害者をライフサイクルに応じて支える体制づくりも忘れてはなりません。当会の「共生サービスセンター暖館(あったかん)」では、放課後等デイサービスを卒業した方が、地域活動支援センターや就労支援センターを継続して利用できるようになっています。
ここでは、入浴やリハビリだけでなく、作業療法から福祉的就労につながるように、様々な取り組みも行っています。現在、夏野菜を家庭菜園で栽培したり、少し前にはマスクづくりの受注が入ったりと、プログラムも増えており、8月7日号の紙面で紹介された油壺の熟成ワインづくりにもかかわっております。ぜひ、お気軽に同館【電話】046・881・7770へご相談ください。
(つづく)
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