連載 100まで元気!健康ワンポイントアドバイス 三浦市社会福祉協議会 成田慎一
第二十八回「研修センター【1】編」
暑さは一段落したものの、コロナウイルスの感染拡大についてはまだ予断を許さない状態が続いております。引き続き、猛暑によるお体の疲れも含め、体調管理にご留意ください。
今回は、三浦市における福祉の担い手の育成についてお知らせします。当会においては、平成27年度から「介護職従事者等人材養成・研修センター」を立ち上げており、三浦市から出ることなく国家資格である介護福祉士の資格取得を目指せる仕組みを作っています。今年度はコロナ禍の影響で、8月より研修センターを再開。現在、介護職員初任者研修を13名の方が受講され、今週からは介護職員実務者研修も(2コース21名)スタートします。
これらを開講している背景として、三浦市における深刻な人材不足が挙げられます。すでに、介護事業から撤退している業者が出ていたり、施設を開所したものの、なかなかサービスを開始できなかったりと大きな影響も出ております。今後も超高齢化が進む三浦市において、さらなるサービス不足に陥る危険性が高くなると思われます。
これに対しては、出来るだけ早くに、介護・福祉を三浦の重要な産業と位置付けて、市内での研修から就労という流れを作り、若い方の市外流失を防ぐだけでなく、市外からの移住を促進するための中心的な施策にしていく必要があると考えます。
なお、今年度の研修計画については、『社協みうら』や当会のH Pをご参照下さい。直近の研修につきましては、こちらの紙面でもご紹介頂いております。
(つづく)
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