活動報告㉓ 初の代表質問に登壇 神奈川県議会議員 石川たくみ
9月14日、神奈川県議会第3回定例会で、私、石川たくみが初となる代表質問を行いました。主な内容は、水産業活性化に向けた「海業」の取組や観光振興施策などについて10件ありました。
「海業」「観光」を軸に
三浦市が発案した「海業」という言葉。県内では未だ魚類養殖がゼロで一歩進めていかなければならない中、知事からは大規模外洋養殖の検討を進めるという前向きな答弁をいただきました。
またマリンリゾートについては、二町谷地区海業振興を目指す用地利活用プロジェクトにおいて県水産課の支援はもちろん、公園や浮き桟橋の整備に「観光の核づくり」事業の補助金による支援も行われています。こうした複合的支援は海業を県内に横展開させていく上で極めて有効であると考えます。海業発祥の地である県として、県民の多様なニーズに応え、民間企業や関係部局とも連携し、養殖導入や水産物の加工・直販、プレジャーボートの受け入れ、観光漁業など幅広い海業の取組を推進し、地域の活性化と水産業の振興に取り組んでもらうよう要望しました。
加えて県は、横浜、鎌倉、箱根地域に次ぐ新たな国際観光地の創出のため、「観光の核づくり」事業によって城ヶ島・三崎、大山、大磯の3地域における観光資源の発掘、磨き上げといった地元の取組を10年間支援してきました。今年度が最終年度となりますが、これまで投資してきた事業はまだ道半ばであり、コロナ禍3年目の今、大きなダメージを受けた観光産業の回復には、引き続き県の支援が必要です。観光事業者の声に耳を傾けながら、的確な支援を継続していくとともに、新たな観光振興計画に則り、観光産業の活性化を図るよう伝えました。
質問項目は以下の通り【1】地域の活性化に向けた取組について(1)本県の観光振興施策について(2)みどりの食料システム戦略に沿った取組について(3)企業誘致施策「セレクト神奈川NEXT」について【2】広域自治体としての県の役割について(1)水道事業の円滑な広域化に向けた取組について(2)水産業活性化に向けた「海業」の取組について(3)海水浴場等の安全対策について(4)公立中学校部活動の地域移行について【3】県政の諸課題について(1)県職員の定年引上げについて(2)鳥獣被害対策について(3)本県における収入証紙制度見直しの推進について
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