葉山町は先月29日、現在空席になっている副町長を公募すると発表した。同町によると副町長の公募は県内で初。行財政改革などで手腕を発揮できる人物を求めており、選考を経て9月議会に議案を上程、10月1日に辞令を交付する方針。
山梨崇仁町長は会見で「公募はしがらみのない町政の象徴。戦略的な組織改革、情報改革ができる人にお願いしたい」と述べた。
応募資格は10月1日時点で満30歳以上の人。学科試験はなく、履歴書や自己PRの書類、面接などで審査する。主な職務内容は【1】行財政改革と【2】情報発信と収集の2つ。【1】では町が計画している2014年4月までの組織改革についてのプランニング、【2】では地域への情報発信のスピードアップと収集力の向上、庁内情報管理の一元化など情報戦略全般に取り組む。
求める人材像ではそのほか「自ら動き、細かく気付くことができる人」「葉山町内に居住できる人」などを掲げている。
任期は10月1日から4年間。給与は年間で約1055万円。応募は7月11日(水)正午まで。町ホームページの「電子申請・届出」のページから電子申請する。
1次選考では「副町長に応募した理由」や「葉山町の5年後、10年後にどのように貢献できるか」などを記すエントリーシートと職務経歴書を審査。2次選考は19日から22日ごろでWeb上で適正検査を実施する。3次は29日ごろ、小論文審査。4次は8日から11日ごろ総務部長らによる面接を行う。最終の5次は18日ごろで町長と教育長による面接試験を実施する。
選考の概略や町長のメッセージは町ホームページに掲載。受験に関する電子メールや電話での問合せには一切応じないという。
一般職員1名も募集
同町では副町長の公募と合わせて、10月1日採用予定の一般事務職を募集する。申込み受付は7月6日から12日まで。募集は1人。満30歳以上で高校既卒者または同等の学力を有する人が対象。4次までの選考で合格者を決定する。問合せは町総務課【電話】046・876・1111。
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