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公開日:2025.08.08

げんべい
エコビーサンに移行へ
生分解性で自然回帰

  • エコビーサンを手にする恵太さん

 ビーチサンダル販売から70周年を迎えた、葉山町の有限会社ゲンベイ商店(以下げんべい)は7月、生分解性ビーチサンダル「エコビーサン」を発売した。将来的に同社で扱うビーチサンダルを全て「エコビーサン」に変えていく方針だ。

 げんべいはビーチサンダルがゴミとして海に流出すると海洋プラスチックとして長期間漂流することを問題視し、向き合ってきた。

 7、8年ほど前から「ダメになった」ビーサンを海の家のオブジェとして利用したり、細かく砕いて編んで船を岸壁につけるときの緩衝材にして再利用したり、熱リサイクルをしたりするなどしてきた。そうした中、2021年に「生分解性促進添加剤」を知った。プラスチックに1〜2%添加することで土や海中のバクテリアを寄せ付け、自然環境での分解がされるという。オーストラリアでは既にビーチサンダルでの利用実績があったことから、同社も実験を繰り返し、試作品を作成した。約10カ月間、店主の葉山英三郎さんが毎日履き続け、履き心地や耐久性に問題がないことが確認できたことで、商品化に踏み切った。

新色アシットブルー

 今回、生産したのは1200足でサイズは1cm刻みで23cm〜28cm。ソールの色はTシャツなどで人気のアシットブルーを採用。価格は2200円。一色本店と長柄店で販売している。長柄店では鼻緒の色を11色の中から選ぶことができる。

 6代目を継ぐ予定の葉山恵太さん(26)によると、現在アメリカの試験機関で生分解にどのくらい時間がかかるか実験中だという。正式な試験結果が出た上で、年間3万〜4万足販売している同社のビーチサンダルを数年かけて全てエコビーサンにしていく考えだ。「弊社以外にもエコビーサンに取り組む企業がある。環境のためにもこれがトレンドになればと思う」と語った。

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