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藤沢 人物風土記

公開日:2017.04.14

4月1日付で教育長に就任した
平岩 多恵子さん
城南在住 60歳

地域との連携大切に

 ○…藤沢市では学校現場を経験しない行政職出身の初めての教育長に就任した。「いじめ、貧困など子どもたちを取り巻く問題は、学校と家庭だけでは済まない。様々な問題、課題に対して継続性は大切に行政職員の知識を生かし、学校はもちろん、いろいろな部局と連携してその解決に臨みたい。そして何より子どもたちが夢と希望が持てるよう支えられれば」とよどみない口調に決意がにじむ。

 ○…教育現場が抱える様々な課題の解決には、地域との連携も欠かせないという。市民センター長など市役所本庁の外に出てみてその大切さが実感できた。「昔は向こう三軒両隣のような関係が出来上がっていたが、今は隣は何をしているかも分からないことが多い。これでは子どもたちに声もかけづらい。地域の人たちが知らない人ではなく、知った人になれば変わるはず。それが子どもたちの安全、安心にもつながっていく」と話す。

 ○…1957年生まれ。明治小、明治中、県立鎌倉高校を経て東京女子大学短期大学部卒。卒業と同時に藤沢市に採用された。公務員を選んだ理由を「親も地元で就職してほしいと願っていたし、肩たたきもない。男でも女でも同じ仕事ができるから」とあっさり。飾らない口調が何とも清々しい。保健福祉部、市民自治部、生涯学習部などを経てこの3月まで子ども青少年部長を務めていた。

 ○…今は2人の子どもも独立し、職場で出会った夫と2人暮らし。「あと猫が一匹」と笑う。「子どもが中学生の時に拾ってきた2匹の猫は17年も一緒に過ごした。今はその途中で加わった3歳半の迷い猫がいつもそばにいる。今では犬派だった夫が一番世話をしてくれる」と猫好きの表情が一気にゆるんだ。地域の人が教えてくれた「教育(今日行く所)と教養(今日の用)はいつまでも大事」という言葉が忘れられない。元気の秘訣といえるこの言葉を胸に大役に挑む。

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