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藤沢 文化

公開日:2025.07.25

例祭・白旗まつり
「どっこい」
松本市から担ぎ手も

  • 白旗神社を目指して万灯みこしを担ぐ人々

 白旗神社で15日から21日にかけて例祭「白旗まつり」が斎行された。最終日の夜には、同社神輿保存会(島津宏幸会長)が所有する「万灯みこし」が登場。藤沢市と姉妹都市関係にある長野県松本市から担ぎ手集団「松深會」(神木光組頭)の9人も訪れ、市民らと交流を深めた。

 「姉妹都市に住む人たちと、更新させず、昔ながらの姿のまま後世に残すべき文化を通じた交流がしたい」という島津会長の思いから昨秋、松本市の市民祭りに参加した同社神輿保存会メンバーたち。両市の担ぎ手たちがつながり、この日のみこし渡御が実現した。

 「どっこい、どっこい」。軽快な太鼓のリズムと笛の音色に合わせ、老若男女の威勢の良い掛け声がまちに響き渡った。善行や下土棚など市内各地の保存会メンバーも参加。総勢200人ほどがほとばしる汗をぬぐいながら、みこしを囲んだ。両市の交流について神木組頭は「楽しい」といい、笑みを浮かべた。島津会長は「ゆくゆくは担ぎ手同士の行き来だけでなく、互いのみこしを共演させるなど、より強い絆が生まれれば」と展望を語った。

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