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藤沢 文化

公開日:2026.07.21

郷土資源の保存活用へ 市文化財計画が国認定

 国の文化審議会が17日に開かれ、「藤沢市文化財保存活用地域計画」の認定が答申された。同日、文化庁長官の認定を受けた。

 市内に点在する154件の指定等文化財と8898件の未指定文化財を「藤沢郷土資源」と定義し、次世代へ継承するための保存と活用の総合的な指針。市は基本目標に「しる」「まもる」「いかす」を掲げ、地形や湘南の海、社寺信仰といった地域特有の風土が育んだ歴史的特徴に基づき、「ふじさわ歴史ストーリー」を設定した。2033年度まで藤沢郷土資源を生かした調査や普及啓発を進めることで、まちづくりや地域活性化の推進につなげる。

 武士の足跡をたどる大庭城跡や信仰の島、江の島のほか、旧東海道の宿場町として栄えた藤沢宿などを関連文化財群とし、一体的に活用していく。例えば藤沢宿では歴史を今に伝える藤沢郷土資源が少なく、魅力の認知が進まないという課題がある。今後はSNSによる情報発信の強化や案内マップの整備、江戸期から茶や紙の問屋を代々営んでいた旧家の建造物「桔梗屋」などを保存、活用する計画の作成を支援する。市民や教育機関が交流する文化財フォーラム開催も盛り込んだ。

 「藤沢郷土資源をつないで みんながつながるまち」を将来像に据え、市は市民、学校、関係団体と協働しながら地域のにぎわい創出を目指す。

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