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藤沢 スポーツ

公開日:2026.07.31

FCSC 「仲間たちと共に」

  • 「仲間たちと共に」 (写真1)

  • 「仲間たちと共に」 (写真2)

  • 全体の集合写真(同チーム提供)

    全体の集合写真(同チーム提供)

 藤沢市役所のサッカー部として創立したのち、人員不足など数々の問題点を解消しながら、現在の姿にたどり着いた。市役所サッカー部が母体にあることに変わりはないが、幅広い業種のメンバーも加わり、今シーズンからクラブ初となる県1部リーグに参戦。同クラブに10年以上前から在籍し、選手兼代表を務める小林周平さん(38)は社会人になってからサッカーを始めた。また主将を務める若山瞭太さん(34)は他クラブを経て、約8年前に同クラブへ戻った。歴史と伝統を重んじるメンバーたち。プレーのために大切にしているのは、垣根を超えた仲間たちとのつながりだった。

解散の危機

 藤沢市役所サッカー部のメンバーは当初、いうまでもなく職員のみで歩みを始めた。自治体が企画する大会や社会人リーグなど、さまざまな舞台でプレー。「この活動がそのまま続くだろうと思っていた」と小林さんは振り返る。だが、他チームへの移籍や各々の事情による退団が重なり人数は激減、解散の危機に陥った。

 チームを存続させるための手段を模索し、職員の中から新たにメンバーを募集したが成果はなかった。そこで職員以外を受け入れることに。メンバーそれぞれが知り合いを呼び、さらに知り合いが知り合いを呼び輪を広げ、壁を乗り越えた。

チームの今

 所属選手のうち、20代は3分の1ほどで、それ以外は30代のメンバーが大半を占める。「全体的に年齢が上がってきている分、一人ひとりがしっかりしている」と若山さん。ここ数年で大きなメンバー変更もなく、互いを尊重しながら、明るく良い雰囲気で日々活動している。

 仕事や家庭の事情を抱えながらの活動だが、週2回ある練習と週末の試合にはメンバーの6〜7割は毎回参加している。市の職員として働く2人も「各々の優先順位がある中で、少しでもベクトルを合わせて活動している。参加できなくても、個人でのコンディション調整は欠かさない」と常に前のめりだ。

未来につなげる

 今では県のトップリーグを戦う同チーム。小林さんは「ここにいる人たちと、今の形で続けられる限り続けたい」とこれからを見据える。若山さんは「日中働いている人たちがこんなに一生懸命サッカーしていると、親近感を持って試合を観に来てほしい」と笑顔で観戦を呼びかけた。

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